最近街中でも良く見かけるミニクルーザーについての詳細や実際に自分に合ったミニクルーザーの作り方などを説明していきます。ご不明な点などございましたら、随時お気軽にご一報下さい。
2012年頃より日本でも流行り出したミニクルーザー。クルーザーと言っても…、船のクルーザーではなく…笑、街中を気持ちよくクルーズしながら滑れるスケートボード、という意味での『ミニクルーザー』です。ちょっと近所のコンビニまでスケートボードで一っ走り、気分転換に気持ちよく街中を疾走してこよう!というようなスケートボードが今流行っているミニクルザーではないでしょうかね?
そもそもどういう経緯で生まれたのか?という点ですが…、いやはやそもそもスケートボードの創設期あたりから既に『クルーザー』タイプのスケートボードは存在していたのです。
アメリカは昔から『足』として使うスケートボードがありますよね?ちょっと古いですが、映画のバック・トゥー・ザ・フューチャーの中に出てくるようなスケートボード。あれもある意味『クルーザー』です。
ちょうど左にあるようなタイプのデッキの長さが短い22インチ前後(56cm程度前後)のデッキが多いようですね。
ではなぜ昨今『クルーザー』タイプのスケートボードが再度注目を集めたのか?といいますと…、PennyやStereo Typeなどといったようなプラスティック製のデッキに、スラローム用のトラックを付けて、多少大きめで柔らかめ78a硬度前後のウィールを付けたスケートボードのマーケティングが功を奏し(?)、瞬く間に世界中で人気が出たのが始まりだとされています。
これらのスケートボードのおかげで、スケートボード人口も増えていただければ当店にとっても願ったり叶ったりなんですけどね…笑。
これは先ずはスケートボードの歴史(←をクリックして参照)を知ることが一番だと思うのですが…、先ず大きく分けると『ストリート系』と呼ばれるスタイルのスケートボード。ちょうど左画像のような感じで、色々なトリックと呼ばれる技を入れながら滑るスケートボードの事ですね。ぶっちゃけ当店ではこういうタイプのスケートボードは販売してないです。
当店で販売している多くのスケートボードは、ストリートでもよりカービングを入れて滑ったり、坂を下るダウンヒルのようなスケートボード(これも要はカービングですね笑)。はたまたサーフィンのスタイルでスケートボードをするというサーフスケートというようなタイプのスケートボードの販売をしています。勿論ミニクルーザー系も得意です!
話は少々それましたが…、続いてはロングボード スケートボード。これはご存知だと思いますが…、簡単にいうとそのまま、長いスケートボードデッキという事です。どのような場所で滑るのか?と言いますと、平地だったり傾斜面だったり、デッキの上でウォーキング(歩く)しちゃう方なんかも多々いらっしゃいますし、はたまたダウンヒルで100km近いスピードを出してしまうクレイジーな方もいらっしゃいます。そのまた一方で平地で気持ちよくクルーズする人もまた然りです。なので一概にロングボード スケートボード(略してロンスケ)はどこで滑るのか?というような定義は存在しないと思います。ただより特化して、ダウンヒル専用で、というような事を想定すれば、それに適した部品(パーツ)を選んで組み上げることによって、より特化したロンスケが作れるのです。
続いてはスケートパーク用スケートボード。これも分かるかと思いますが…、スケートパークにあるランページやボウルに入る用のスケートボードです。初心者の方はある意味ガチガチに固めた硬いトラックの方が安定してやりやすいと思います。ウィールは硬めで、デッキサイズは通常32インチ前後から長い方は35インチ前後を利用する方もいらっしゃいますね。
最後はサーフスケート。これも名前の通りサーフィンのスタイルでスケートボードをするわけでして、主に平地や片面傾斜はたまた傾斜面を波に見立てて滑ります。
上記をまとめて箇条書きにしますと…、
1.ストリート系スケートボード
2.ロングボード スケートボード
3.スケートパーク用スケートボード
4.サーフスケート用スケートボード
ではミニクルーザーはどういうスタイルなのか?と言いますと、正直これらどこの分野にも入りえるスケートボードです。上記で説明したようにたまたまPennyなどによって注目されていますが…、ただこれって昔からあるスケートボードなのです。しいて言うならばスラローム用トラックのスケートボードを使っているのでカービング性能がより強いタイプのスケートボードです。但しこれは当店のようなショップが取り扱っているスケートボードは全てカービング系なので、街中をクルーズするのがクルーザーという定義であるならば、全てクルーザーになってしまいます…笑。
1.スケートボードデッキ
Pennyなどはプラスティックで作られてますが、通常はカナダの楓の木などを圧縮して作った合板です。ミニクルーザーという観点でみると短いもので22インチ(約56cm前後)【標準サイズ、持ち運びがとても便利であまり邪魔になりません】から35インチ程度を当店ではミニクルザーと呼びます。
2.トラック
これはタイヤ(ウィール)とスケートボードデッキをつなぐ金属の部品(パーツ)を指します。Pennyなどのトラックは従来スラローム用のトラックとして販売されていたトラックでして、ハンガー幅が狭く、カービング性能が高いトラックです。スケートボードの部品(パーツ)の名称や機能については、『スケートボード初心者講座』をご参照下さい。
ストリート系やスケートパーク用のスケートボードと比較するとより、カービング性能に特化してまして、ハンガー幅は狭く、ピボットの角度が付いるので、結果的にハンガー部分の傾斜角度が良くつくトラックとなります。このポイントがとても乗り味に差が出てきます。
3.ウィール
ウィールはサイズと硬度(硬さ)が色々とありまして、一般的にクルーザーのようなアスファルト上で走る場合は、55mm程度から70mm程度(直径)までの大きさで、硬度は78a前後が最適となります。よりグリップ力を求めるのならば75a、逆にスラッシュやオーリーなどのトリックなどを入れたいという場合は硬めの設定がお勧めとなります。※ウィール硬度についての詳細は、『スケートボード初心者講座』を参照下さい。
4.ベアリング
ベアリングはウィールの中に入ってる部品(パーツ)であり、滑車です。これがあることによってウィールが回ります。1つのウィールには2つのベアリングが格納されています。ベアリングは街乗りだけという場合は特にこだわる必要はないですが、例えば雨の中走ったりして濡れてしまった場合は、ベアリングは錆びてしまいます。また乗ってるうちに埃などが入り、劣化しますので、ある程度乗ったら交換する必要があります。
5.その他の部品(パーツ)
その他のパーツとしては、トラックとデッキをつなぐボルトとナット。デッキとトラックの間に挟み込んで装着するライザーパッド。スケートボードに付属されていない場合は、滑り止めとなるグリップテープなどが必要になってきます。ミニクルザーもいわゆる機械なので、それなりにメンテナンスは必要となりまして、そのためにはスケートボードの専用工具も1つあるとかなり便利です。
上記にしるしたパーツを下記パーツ別販売ページから選べば、あなたのオリジナルのスケートボードを組み上げる事が可能です!取り回しや各パーツの相性などもありますので、是非お気軽にお問合せ下さい。
1.デッキを選ぶ
http://www.surfsk8.net/product-list/27
2.トラックを選ぶ
http://www.surfsk8.net/product-list/26
3.ウィールを選ぶ
http://www.surfsk8.net/product-list/25
4.ベアリングを選ぶ
http://www.surfsk8.net/product-list/8
5.その他のパーツを選ぶ
http://www.surfsk8.net/product-list/12
http://www.surfsk8.net/product-list/9
当店にてはご指示頂ければ、上記パーツを組み上げてから発送する事も可能です。その場合はご注文時備考欄に『組み立てて発送』などと明記下さい。
下記コンプリート(完成品)での販売もしております。これらを参考にしてオリジナルを組み上げることも可能ですし、そのままコンプリート品の販売も勿論可能です!
スケートボード コンプリート(完成品)をみてみる
http://www.surfsk8.net/product-list/24
一重にミニクルーザーと言いましても…、色々なタイプのミニクルザー・スケートボードがあります。当店ではあまりいわゆる主流のミニクルーザーは取り扱ってませんが…、より高性能で、高機能そしてファッション的にもきれいなスケートボードを組み上げることができると自負しております。
他とは違う自分だけのミニクルーザーを一本作りたい!そんなお客様がいらっしゃいましたら、是非個別対応にて承らせて頂きたいと思っております。
是非お気軽に随時お問合せ下さい!皆様からのご一報お待ちしております!