スケートボードの選び方(初心者編)
スケートボードの各パーツの名称について
トラックの名称について
ハンガー:ハンガー部分が広ければ広い程、左右のウィール間の距離が広がります。左右のウィール間の距離が広がれば、広がる程、回転性は失われますが、反面直進性、安定性が良くなります。
アクスル(シャフト):アクスルシャフトとも言われます。この部分にウィールを通します。
アクスルナット:ウィールとトラックを固定するナット。
アクスルワッシャー:ウィールの表と裏に基本的には1枚ずつ。後はセッティング次第では複数個入れます。
ライザーパッド:トラックとデッキの間に挟むスペーサーです。深いカービングなどを行い、トラックに傾斜角度が付くと、セッティング次第ではウィールとデッキが接触し、ウィールがロックしてしまう、『ウィールバイト』が起こります。これを回避するのが主な目的ですが、それ以外に路面の衝撃を吸収したりする目的もあります。しかしこのライザーパッドが厚ければ厚い程、地面との距離が開いてしまい、結果挙動が不安定になります。
キングピン:ブッシュとハンガーを通す重要な部分。全ての荷重がこのパーツにかかります。
カップワッシャー:ブッシュの受け皿。
キングピンナット:キングピン、ブッシュ、ハンガーを止めるナット。このナットには内側に滑り止めのナイロンが付いてます。当ナットをある程度緩めることでよりトラックに傾斜角度がつけられたり、逆に締め付けることで、より直進性を良くしたり、と調整する事ができます。
ベースプレート:マウント、ベースマウントととも呼ばれます。ベースプレートにある4つ穴でデッキと固定します。この4つ穴の規格は基本的には2種類(オールドスクール及びニュースクール)あります。昨今はほぼニュースクールになりますが、トラックによっては両方とも対応できるよう6穴のトラックもあります。
ピボットカップ:ハンガーについたピボットを入れるカップ。
ピボットブッシュ:ピボットとピボットカップの間に挟むブッシュ。衝撃吸収や動きをスムーズにする役割。
ウィールとベアリングとトラックのセッティング方法について
スケートボードのデッキの長さについて
ウィール(車輪)について
シーンごとの適正ウィールサイズと硬度について
アスファルトをクルージングするウィールは60mmから70mm程度のウィールで硬度78a前後がお勧めとなります。
ストリートスタイルでアスファルト上でオーリーやトリックを決めたいという場合は50mm~60mm程度のウィールで硬度は95a~100a程度がおすすめとなります。
ダウンヒルでの滑走の場合は、65mmから80mm径程度でウィール硬度は78a前後になります。またこれは走る路面の質によっても違ってきます。
スケートパークでの滑走の場合は、50mm~65mm程度。硬度は85aから100a程度になります。あくまでもパーク内でどのようなスタイルで滑るのか?にもよってきます。グリップがある程度必要なのであれば柔らかめ。またある程度フラットな場所を長くスピードに乗って走りたいという事であれば、ある程度大き目のウィールが必要になってきます。