スケートボードのQ & A
スケートボードの基本に関する質問集
デッキの長さによる違いは何ですか?
デッキの長さ、厳密にいうとホイールベース(デッキの前後に付くトラックの間の距離)についてご説明入れさせていただきます。
スケートボードの乗り味を大きく変える一つの要素が、このホイールベースです。
ホイールベースが短ければ短い程、回転性は良くなりますが、その反面直進性(安定性)が失われます。この関係は反比例の関係にありまして、逆にホイールベースが長ければ長い程、回転性は落ちますが、その一方で直進性(安定性)が良くなります。
これは物理的に考えても分かりますし、お客様がもしサーフィンをやられているのならば、サーフボードでも同じ事が言えるはずです。
当店では、一概には言えませんが、目安として下記の通りのサイズをご説明入れさせて頂いております。
平地:平地での滑走がメインとなる場合は、35インチ(約89cm)以下のデッキの長さが良いです。
傾斜面:傾斜面をダウンヒルしたり、大きなカービングを描きたいというお客様には、35インチ(約89cm)以上のデッキを推奨させて頂いております。
重複しますが、一概にはこの長さは平地だから22インチが良いなどとは言えず、あくまでも上記は目安となります。後はお客様の身長や体重、求めるスタイルなどと相談しながら決められるのが良いと思います。サイズでお悩みのお客様は是非お気軽にお問合せ下さい。
トラックのハンガー幅による違いは何ですか?
トラックのハンガー幅は、一般的に広くなればなるほど、回転性は失われますが、その分安定性(直進性)が出てくると言われています。逆に狭ければ狭い程、回転性は良くなりますが、その一方で直進性が失われます。
例えばスラローム用のトラックを見て頂ければ分かりますが、極端にハンガー幅が狭いです。これによって小刻みなターンが可能となります。
後はトラックのカービング性能とお客様のスタイルとを比較しながら決めるのが良いです。
ウィールの径と硬度について教えて下さい。
ウィールの硬度は『A』或いは『duro meter(デュロメータ)』で規格されています。
通常ですと75aから100aの間で規格されており、 75aに近いほどウィール硬度は柔らかく、100aに近いほどウィールは硬くなります。 但し、これはメーカー毎に独自の硬度設定を『A』ないし『duro meter』にて表現しているので、例えば、Abec11 Noskoolz 78aが、 Surfone Sunset 78aと同じ硬度という事はないです。あくまでも目安としてお考えください。
ウィールは、硬度が高いほどスピードに乗りやすいですが、その分グリップ力が失われます。逆にウィールは柔らかい程スピードに 乗りにくいですが、その分グリップ性能が良くなります。
一般的にストリートでサーフスケートをされる場合は、78a前後の硬度。スケートパークで乗られる場合は、88a以上の硬度設定に されることをおススメ致します。
又ウィールの径は、径が大きいほどスピードに乗りやすく(惰性スピード)、カービング性能も 良くなり、また路面のギャップにもあまりとらわれ難くなります。逆に径が小さいと初期スピードは出やすいですが、惰性スピードには 乗りにくく、路面のギャップを拾いやすくなります。
平地で乗る場合は、65mm前後の径、ダウンヒルの場合は、65mm以上、スケートパークの場合は、65mm以下でチョイスされるのが 良いです。
スケートボードは初心者なのですが、何がおすすめですか?
一重にこれがお勧めです!とは当店では言えないです。申し訳ございません。
お客様がどのような場所で滑り、どのようなスタイルで滑りたいのかをお聞かせ頂いた上で、ご提案を入れさせていただきたいと思っております。
先ずはどのようなシーン(平地、傾斜面、スケートパークなど)で滑り、どのようなスタイルがご希望なのかお聞かせ下さい。
『スケートボードの選び方』も併せてご参照下さい。
ベアリングについて教えてもらえますか?
ベアリングの規格には工業用の規格である、ABEC(エーベック)規格というのがあります。Abec1から9までにランキングされており、 9が最高値とされています。但し、あくまでも工業的な規格である為、Abec規格が高いほどスケボーのウィールに組み込んで良く回る という事ではないです。
ベアリング・スペーサーって何ですか?
ウィール1つに対してベアリングは2つ入ります。ウィールの表と裏に1つずつです。そのベアリングとベアリングの間(ウィールの中)に挟み込むのがベアリングスペーサーです。
これを入れることによって、ベアリング本来の機能が最大限に出され、ウィールの回り方もスペーサーを入れたのと入れないのとでは雲泥の差がでます。
当店でベアリングをお求めの場合は、是非ベアリング・スペーサーもご検討下さい。
パーツ単位で選んだものを組み立てて発送してもらえますか?
勿論、コンプリート品などに仕上げてから発送する事は可能です。工賃などは頂いておりません。※一部組み立てができない事もございます。先ずはご相談下さい。
デッキにグリップテープを貼って発送してもらえますか?
もちろん喜んで対応させて頂きます。
ご注文の際に注文フォーム内備考欄にその旨お知らせ下さい。組み立て工賃は無料ですが、発送が立て込んでいる際などはお時間を頂く場合がございます事ご了承下さい。
尚、当店のデッキの中にはグリップテープが付属されていない商品もございます。グリップテープが付属されていない商品の場合は、別途グリップテープをご注文下さいますよう、宜しくお願い致します。又、Bulldogなど専用のグリップテープの場合は、当店にて貼りつけをお断りする場合がございます他、やり直しがききませんので、多少の歪みや剥がれなどはノークレームにてお願い致します。