スケートボードの組み立て方法
スケートボードの組み立て方
スケートボードのデッキにグリップテープを貼る方法
上の動画に沿って簡単に説明しますと下記の手順となります。
1.デッキの汚れなどをきれいにする。
2.デッキにグリップテープを貼りつける。この際重要なのは空気が入らないように気を付けることです。万が一空気が入ってしまった場合は、針で穴を開けると簡単に抜く事ができます。
3.デッキ側面を金属ヤスリなどでこすり、デッキ側面1周アトを付けます。
4. カミソリやカッターなどでデッキ側面に沿ってグリップテープを切り落としていきます。
5. 最後にドライヤーを当てると熱によって接着剤が柔らかくなり、接着がより強くなります。またその際にグリップテープ下に空気が入っていた場合、ドライヤーの熱で膨張して目立ってくる場合があります。この場合も針で穴開けると簡単に抜けます。
スケートボードのウィールにベアリングを入れる方法について
ウィール購入時に特に気を付けなくてはならない事はオフセットです。オフセットとは図のようにウィール内側のベアリングが収まる部分(外側)からウィール内側側面までの距離になります。例えばウィール側面よりも実際に5mm内側にベアリングがセットされるウィールは、『オフセット:-5mm』と表示されます。
稀にセンターセットという表示がありますが、これはちょうどベアリングがウィールの中央にセットされる事を指します。オフセットがあるウィールやセンターセットのウィールの場合は、ハンガー形状によっては、ウィール内側側面がハンガーと接触してしまい、装着が不可能な場合もあります。
数ミリの接触程度でしたら、内側にアクスルワッシャーを挟み込むことで対処出来る場合もあります。
トラックにウィールをセッティングする際は、ウィール1つに対してベアリングを2つ装着する事になりますが、このベアリングとベアリングの間にベアリングスペーサーという金属を噛ますことによって、よりベアリングの回りが良くなります。
これは入れる、入れないで段違いに目に見えて変わりますので、まだベアリングスペーサーを入れてないお客様は是非お試しください。おすすめです。
スケートボードデッキにトラックを装着する方法について
トラック(ウィールが既に装着されている状態)とデッキのセッティングで先ず気を付けなければならないのは、トラックを最大限に傾斜させた際にウィールとデッキが接触してしまわないか?どうかという点についてです。深いカービングターンなどを行った際にウィールとデッキが接触してしまい、いきなりウィールがロックしてしまう事を、『ウィールバイト』と呼びます。とても危険な事で、ウィールがいきなりロックしてしまうので、体が飛ばされてしまいます。装着時は先ずはこの点について良く確認してから乗るようにしてください。
ウィールバイトを回避させる為の手段としては、先ずはトラックとデッキとの間にライザーパッド(或いはショックパッド)と呼ばれるスペーサーを入れることによってウィールとデッキの距離をより広げてウィールバイトしにくくするという点と、後はウィール自体の径を小さくしてしまう事が挙げられます。いずれも有効的な方法ですが、デメリットもあります。
ライザーパッドを入れてトラックとデッキの間にスペーサーを入れることによって高さが出てしまいますが、スケートボードは高くなればなるほど安定感がなくなってきます。特にハイスピードで乗るようなスケートボードの場合は危険です。ウィールの径を小さくして、ウィールバイトを回避する場合は、シーンによってはスピードの乗りが悪くなってしまう場合が考えられます。
ウィールとベアリングとトラックのセッティング方法について
スケートボードのデッキの長さについて
ウィール(車輪)について
シーンごとの適正ウィールサイズと硬度について
アスファルトをクルージングするウィールは60mmから70mm程度のウィールで硬度78a前後がお勧めとなります。
ストリートスタイルでアスファルト上でオーリーやトリックを決めたいという場合は50mm~60mm程度のウィールで硬度は95a~100a程度がおすすめとなります。
ダウンヒルでの滑走の場合は、65mmから80mm径程度でウィール硬度は78a前後になります。またこれは走る路面の質によっても違ってきます。
スケートパークでの滑走の場合は、50mm~65mm程度。硬度は85aから100a程度になります。あくまでもパーク内でどのようなスタイルで滑るのか?にもよってきます。グリップがある程度必要なのであれば柔らかめ。またある程度フラットな場所を長くスピードに乗って走りたいという事であれば、ある程度大き目のウィールが必要になってきます。